愛は溢れ出るもの
愛する、というけれど、愛は「する」のではなく「溢れる」ものだと思う。
もちろん、愛そうと思って行動することも素敵なこと。
それにしたって、「愛そう」と思えることがもう愛だったりする。
愛は表現しない限り見えない。
けれど、表現しようとしなくても、言葉や仕草の端々に乗っかってその姿をみせてくれる。
溢れ出るものはなかなか隠せるものではない。
滲み出てしまうものだから。
一方で、言葉や態度にすることもまたとても大切なことです。
はっきりと確認できる形で表現することは、受け取り手が感じる、という曖昧なところから確かなものに変える作業だから。
だって人はいつだって確かなものを求めている。
不確かな混沌とした世界で生きる中で確かなものほど心強いものはないから。
自分の中から溢れ出る愛を堰き止めることなく溢れるがままに生きていきたいと思う。